「タコピーの原罪」読んだ。
タコピーは何なのかと考えたら、良心かなと。
(“良心”では的確な言葉ではないかもしれないけど)
それは心の中にある優しさとか、小さな喜びを見つけて楽しんだり
感心して人褒めたり人に同情したり悲しんだり大切に思ったりすること
しかし現実で辛いこととか
自分ではどうすることもできない事にぶつかったりしたら
こんなもの何の役にも立たないって、捨ててしまいそうになる
価値がないもののように感じる、そんなもの。
小さくて持っていても何の役にも立たないけど
失くしちゃいけないもの。
そんな風に感じたのでメモ。
タコピーが可愛くて辛くて途中から泣きながら読んでしまった。
今見たら、15話まで読んだ。
あと1話で最終回。
16話最終話まで読んだ。
ずっと泣いてる。
変わらないけどみんな少し変わったっピ。
ハッピーエンドだっピ!
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タコピー最後の方とかもう号泣しながら読んでたんだけど、こんな号泣してんの私だけ?!と思ってTwitterで検索したら他の人も泣いてたので良かった。
あの時から環境は何一つ変わらなかったのに、ハッピーエンドに出来てるのは素晴らしい。変わったのは子供たちの心というか気の持ちようというか…
ストレス感じてた人に対して、ぶつかって話してわだかまりが溶けたら…ハッピーエンドになった。ただそれだけでハッピーになれた。
東くんはお兄ちゃんとケンカ出来たし
しずかちゃんとまりなちゃんもぶつかって…共通の記憶?で共感というか…些細なきっかけで未来行動を共にするぐらいの仲になれてる。
タコピーに関する記憶が何かしらのきっかけになってるのが…なんか、そういう役割って現実世界ではエンタメがそういう役割を担ってる、って思った。
お互い知らないところで共通の記憶を持ってる。全く違う環境で育ってきたのに、何か一緒にああだったよね、こうだったよね、って言いあえる記憶。
それがしずかちゃんとまりなちゃんにとってはタコピーに関する記憶てのが上手い具合になってて良いです。
読んでから少したってもタコピーについて考えるとなんか涙が出てしまっていけない。タコピーが愛しいとか考えると涙が出てしまう。
何かほんと、要らないんだけど大切な存在を体現してる、表現できてるのが凄い。
「おはなしがハッピーをうむんだっピ」
やっぱタコピーの事を考えると涙が出てくる…。
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タコピーグッズがあったら買ってしまうかも。
ジャンプ+の罠にまんまと嵌って新規会員登録してしまったし。
(無料じゃない分が30p×3話あって新規会員登録100pプレゼントだったのでとりあえず全部無料で読めたのでよかった)
1~4話まで読んでて、今日5話~最終話まで一気読みしたけど、読んでよかった。
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タコピーは何て可愛い存在なんだろうか。
2022/3/25(金)追記。
それはいつも寄り添ってくれて
仄かに幸せな気分にしてくれて
フフっと日常を楽しませてくれる
決して自分の現実の現状を変えてくれるわけではないけど
何時も寄り添って前向きにさせてくれる
思い出すたびに支えてくれる
そして人と心を結んで一緒に楽しむことが出来る
他人と共通の記憶を作ってくれる
人と出会わせてくれる
人と仲良くなれる存在。
人と仲良くなれるアイテムをいっぱい持ってる。
人の喜びも悲しみも楽しみも哀愁も切なさも人生も
いろんな事を疑似的でも教えてくれる。
決して完璧ではないけど失敗もするけど純粋なもの。
やっぱエンタメとタコピーは同じ存在だな
自分にとってはそれは音楽であったり映画やアニメや漫画やその他諸々。
人様の感想でタコピーは概念になったって書いてあったけど、なるほど
何でこんなにタコピーが可愛く感じるのか愛おしく感じるのか
存在とそのフォルム全部、なんか集大成だな~。よくできてる。
ありふれててぞんざいに扱われたりするけど可愛くて愛しくて大切で愛でたい存在。
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お外で偶然でもタコピー見たらまた泣いてしまいそうだから、
出来ればぬいぐるみとかグッズ手元に置いて
泣かないでいいように慣れさせたいわー。
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↓タコピーの声がとっとこなのが可愛い過ぎる。
【公式】タコピーの原罪【上巻発売記念PV】
https://youtu.be/vsPbfdv41-w
映像化するなら尺的にちょうどいいなら映画でもいいけど映画館で嗚咽して号泣したらどうしようとか我慢しなきゃなんないからTVで深夜放送の方がありがたいけど、結末に至るまでの過程を毎週見て行くの苦しいかな。タコピーがハムちゃんだったら可愛くて仕方ないのでもっと声聞きたいとは思うけどさ~~。
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