映画「竜とそばかすの姫」IMAXで観ました。
近場のIMAXでの上映が8/12までになっていたので、8/10にやっとこ観に行ってきました「竜とそばかすの姫」。
先週までIMAXでの上映が朝9時台1本のみだったので、さすがに朝一でIMAXまで行く気合が私にあるか…と断念しかけていたけど、今週辺りから昼12時台1本に時間が変更されていたので行けました。運がいい。
公開前に話題作で監督のTVインタビューなんかよくやってるなと思ってましたが、そういった系はあんまり見ずに映画に臨みたいので、観てきた感想をば、と思うけど、具体的に書き表せるかな~~~。
IMAXもさすがに夏休みとあって、ぼちぼちセンターの席は埋まってたので、中央のエリアの一番端っこの通路側の席で観たのですが、この映画はIMAXのど真ん中の良い席で観たかった。
お金があればドルビーシネマとかでもう一度いい席が取れるときに観に行きたいぐらいです(ドルビーシネマでやってるか知らんけど)
まー私も感受性が強い方なのでクライマックスでは涙ちょびっと出そうになりましたが、そこはぐっとこらえて、泣かずにちゃんと最後まで鑑賞できました。
まあ、感想と言っても、アレなんですが、一つアレな点を挙げるとすると、主人公のAsベル(すず)が、なんで竜に魅かれたのか、その理由が出会いの段階でいまいち見てる側として分からなかったのが…、なんであんなに竜が誰なのか?とベルが固執してるのが、観てる側置いてけぼり感あったかな、少なくとも私は。
映像は美しくても美女と野獣だな~~とか思っても、そのあたり分からないと、何見せられてんだろう?みたいになってしまうからいけないなと。
感受性豊かで見てる途中からでも自分が知っている感情全てで補って全てを理解してしまうような感性豊かな人なら何も疑問も持たずに全て受け入れて号泣必至な映画かもしれん。(理解してないことを理解してなくて大丈夫という強み大切)
まー私も解らんでもないのよ、分からんでもないんだけど…、感性に共感してスバラシイと感じる人のみ観る映画ならそれでよいけど(本来アニメはそれでOKなのかもしれんけど)今やジブリより推されてるような大作扱いされて沢山の人が見るであろうから(だからこそ、これからの創作活動にも金銭的に余裕も出来るわけだから)抑えるところだけ1つだけでもいいから観客に歩み寄って作ったら、??というレビューはされないのではないかな、とか。
(まだ映画レビューとか観に行ってないけど、自分が思ったこと先に書いてから読みに行こうと思う。)
多分、すずは母親似で、<U>の世界にいる竜が苦しんでることを無意識に察知して助けてあげたいという自分でも理解してない心が動いたのかもしれない。
もしくは、竜の上記のことも踏まえて、何か共感して、竜のことが気がかりでしょうがない(それは心配もしくは疑問、もしくは恋に似た感情?)みたいな。
(Uの世界の暴挙は現実世界での苦しみの現れと主人公だけは直ぐ察知し、周りにいる人間は迷惑だと排除しか考えてない上っ面の世界の中でただ一人だけ気になってしょうがないとか主人公然としているけど)
例えば、まずはライブを荒らされたことで何なのよ!って感情で友達の力を借りて探して…偶然にも再会してやり取りしているうちに魅かれ合うような感情が芽生えて…とかなら、まー、一般的な順を追った流れだな。そういうのすっ飛ばして、あなたは誰?って感じだったので、ショートカットしすぎじゃね?感は否めない(自分的には)
最近の作品は見てる側が、アレ?なんで?って思いながら見続けなければいけないんだろうか?その答えを後で見せてくれるか保証がないのに。
まー全部ひっくるめて、それ以外は何か竜を追っている私設警備隊?の人がうざすぎるのが、今回の<U>の世界が割とエンタメ的なコミュニティ広場でサマウォみたいな社会的インフラはリンクしてない世界だから、あんなファンタジックな世界のみで形成されおとぎの国に迷い込んだような、地に足が付いてないような浮遊感というか…現実感無いというか…。
すずたちが竜は誰なのか調べてるシーンで、まず竜よりも先にあんた(ベル)の方がメッチャ調べられて特定されかねないんじゃないか?!って、そこらへん、まーユーのセキュリティーが凄んごいので大丈夫なのか?
(あんな作詞作曲して美人で歌うまかったら他のメディアがほっとかないよ?すぐどこかしらオファー来るよ?)
まー社会の人たちは外して、個人対仮想世界の(現実世界でも考えさせられる)現状というか比喩というか、そこに焦点を当てたかったからあんな感じになったんだろうけど、あまりにもすずの周りの人たちと、あとで出てきた竜の現実世界の家族のみで終わったんで、その他が現実感がないのが…まーそれでいいのかもしれんけど、あの敵さんとかも現実世界でどういう立ち位置で生きてるとかあっても良かったのでは?あのライバル的な歌手っぽい女の子もベルの正体を見て自分自身と重ねて共感したりとかあったし。
(めっちゃインタビューとか関連書籍とか読んだら色々書かれてるのかもしれんけど)
まーなんやかんやゆーとりますが、おおむね悪くなかったです(ここまで言って?!)。
あの綺麗な女の子(ルカちゃん)が良い子でよかった。好きな人も被ってないし!
見守ってた幼馴染の男の子も男前でよかったし!
てか竜の男の子もなんかたぶんすずより年下なんだろうけど、男前だったな~!
アレ?なんか監督、雰囲気いい男前描くの上手い人?!入れてくるねえ、って感じ(なんか感想が一気に軽くなってきたw)
いい感じ増してるの声が健だったからか~?!!
ゼイゼイ…はあ。
まー映画は今のネット社会の子供たちが感じているすべてを一挙に集約して端的にまとめて素晴らしい歌と映像美で表現して、観て頭でストーリーを追うより、感じろ!って感じの映画でございました。
今ネットの歌姫とか旬だしね。女の子なら感情移入しやすいかもね。
映画上映終わって席立ったとき、号泣してた…とか、隣で泣いてたね…みたいな感想述べながら帰ってる女の子たちもチラホラいました。
私は初回の映画は感情に流されずしっかり泣かずに観ようという強い意志を持って鑑賞に挑むので、今回なんとか乗り切りました。
解らんでもないのよ、解らんでも。
頭で理解するよりも心で理解する、みたいな気持ち。一瞬で全て吸収して理解して好きになる気持ちとか。
まー何言ってるかよく分からんと思いますが、メモはこれくらいにしとこう。
細田監督がTVインタビューで「ネットの世界を肯定し続けたい」って言ってるのをちらっと見たのですが、それはホント共感します。
私も現実とネットの両方に自分がいるので、乖離してるとは思わないけど、そのうち融合するんでしょうか。さてさて。
感想MEMO終わりっ!
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場地くんのことが心配で心配し過ぎて映画観て気を紛らわそうと思ったけど、やっぱり場地くんは場地くんで心配すぎて、マイキーのことも心配すぎて、これからどうしようか…
ノンクレジットの2クール目EDをYouTubeでリピートするしかないわ…
帰りに東リベ実写映画版スターターセット買って、1~4巻読みました。アニメだと1話~12話までのお話でした。
今日はこの辺で!
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